【近鉄】80000系ひのとりが2020年度グッドデザイン・ベスト100受賞!
80000系特急ひのとり 撮影:ゆきのした
近畿日本鉄道株式会社は本日10月1日に以下のプレスリリースを発信しました。
近鉄では、2020年3月14日(土)から運行を開始した新型名阪特急「ひのとり」が、当社車両では初 となる「2020年度グッドデザイン・ベスト100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞しました。
「ひのとり」は「くつろぎのアップグレード」をコンセプトに、日本で初めて全席にバックシェルを採用し、 座席間隔を日本最大級とするなどお客さまの快適性を追求した特急車両です。大型荷物も収容可能なロッカ ーや荷物置きスペース、4カ国語の車内情報表示、無料インターネットサービスなど、大阪-名古屋間の交流 人口拡大へのさらなる強化を図っています。また、「ひのとり」の名称は、先進的でスピード感ある車体フォ ルム、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービス を提供する気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に重ね合わせて命名しました。
今回の受賞を励みとし、今後もお客さまにご満足いただける魅力ある車両の提供に努めてまいります。プレスリリース抜粋
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
近鉄特急は、都市間特急の新しいスタンダードを再定義したと言えよう。都市間特急において乗客の多く
は「寝る」。リクライニング座席を倒すと、その後ろの乗客が不快に思うことが多かった。逆に気を使って、 十分にリクライニングを倒すことができない乗客も多かった。そんなきめ細かいニーズ分析から生まれたバックシェル座席が、全座席に展開されている。そのぶん定員が減ったが、これは経営側も相当に覚悟しただ ろう。近鉄は車両を30年以上、末永く大事に使い続ける会社だ。長く飽きられない普遍的なデザインと空 間、経営が一体になって、未来に向かって覚悟を決めたフラッグシップを高く評価したい。プレスリリース別紙抜粋
共同受賞企業
近畿車輛株式会社
株式会社GKインダストリアルデザイン
近鉄80000系特急型電車【ひのとり】が2020年度グッドデザイン・ベスト100を受賞しました!
またこの中のうち大賞や特別賞といった各賞がグッドデザイン・ベスト100の中から決定し、10月30日に発表されます。
プレスリリース詳細
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/hinotorigooddesign.pdf